もう死んでるね1
もう死んでるね2

自信満々。

まずビザの話になるんですが、結婚前のように「今後のビザが安定しない」状況だと当然ながらベビーシッターの仕事なんか見つかりません。
いざ雇ってみて、やっぱビザ取れなかったから母国帰りまーす!なんて言われても困るし。
というわけで、とりあえず入籍して三年間の婚姻ビザを手に入れてから本腰入れてベビーシッターを必要としているファミリーをネットで探し始めました。

ちなみに、私は入籍前にドイツ語検定(クラスはB1レベルと呼ばれるもの)を取っていたので、その証明書をビザ申請時に提出することで初めから三年分の婚姻ビザをもらえたのですが、ドイツ語能力が無いと最初は一年間だけだったりもするみたいです!大変だな!
それから、例えドイツ人と結婚したとしてもいきなりドイツに永住出来るわけじゃなくて、確か五年間婚姻を継続したら永住ビザがもらえる?みたいな感じだったと思います。
私とクリストファーは四ヶ月後の7月で結婚二年目になるのでまだまだだなぁ。

私達の住んでいる、そしてクリストファーの故郷であるは、本当に信じられないくらいの田舎です。
私が引っ越してきた当初はスーパーも隣町まで行かないとありませんでした(半年前くらいにようやく一つ出来たけど)。
その分、森とか自然が多くて私は気に入ってますけどね!
だから、やっぱりこういう田舎では、例え両親が働いていたって同じ家もしくは近隣に祖父母が住んでいることが多いので、ベビーシッターの需要は高くありません。
おまけに、例えベビーシッターが必要になって探すとしても、わざわざ日本人(に限らず、外国人)を雇おうとする家庭ってなかなか無いです。
毎日家にいれて大事な子供と2人きりにさせるんだから、普通は外国人はちょっと怖いですよね…例え私みたいに、オペアの仕事を繰り返してきた外国人であっても。

そんな時にメッセージをくれたのが、このドイツに住むロシア人三人家族でした。
パパは6歳の時家族全員でドイツに移住してきたらしいからほとんどドイツ人だけど、ママは18歳でドイツの大学に留学してきたそうなので、同じ外国人ということでシンパシーを感じてもらえたのかもしれません。
ニキは出会った時点で1歳3ヶ月で、パパママはニキの前ではロシア語しか喋らなかったらしく、ロシア語しか理解出来ない・喋れない状態でしたが、私がドイツ語を話しているうちにどんどんバイリンガルになっていきました。天才なんだと思います。
金髪の青い目でくりっくりの巻き毛で小さくてぷっくぷくで、本当に死ぬほど可愛い子でびっくりしました。
多分、今までの人生で出会ってきた子供達の中で見た目的には一番可愛いです。

ワガママを言わないって書きましたが、それはもちろん家族じゃないベビーシッターである私の前だけで、両親の前ではちゃんとワガママを言います。
もちろんベビーシッターだって場合によっちゃきちんと叱らなきゃいけないこともあるけど、基本的に子供の躾や教育は両親の仕事なので、私はどちらかというと甘やかす方でいい(という私の方針)のです。
ベビーシッターの特権、いいとこどりです。

ちなみにクッキーモンスターの帽子はこんなんです。
クッキーモンスター大好きなのでお気に入り↓ 
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