の続きです。
私達がいま住んでる家は、クリスが3歳くらいの頃にクリスママとクリスパパが建てたものだけど、クリスはそのおじいちゃんが頑張って建てた家で産まれました。
今その家は売ってしまって、まったく知らない家族が住んでいるので中がどうなってるのか分からないけど、写真で見る限り内装もお庭もすごく素敵な家だった!
おばあちゃんが大切に保管してる写真も見せてもらえたので、貼っておきます。
↓ロシアで行方不明になってしまったおじいちゃんのお兄さん
↓車イスに乗ったり、義足と松葉杖で歩く両足を失ってしまったおじいちゃんの弟さん
↓おばあちゃんが住み込み家政婦として働いていた、夜逃げしたブダペストのユダヤ人家族の子供達
↓おじいちゃん達が所属していた、ハンガリー軍の兵隊さん達
おばあちゃんの言った通り、わたし達は好きな時に好きなだけケーキを食べられるような環境にいて、それが超幸せなことだって忘れちゃいけないなぁって思いました。
↓クリスママのこのケーキレシピも、実はおばあちゃん直伝です。きっと生活が豊かになって、こういう嗜好品を作る余裕も出来て、子供達(クリスママとそのお兄さんお姉さん)は嬉しかっただろうなぁ…って考えるとますます感慨深い!
「217.思い出のあのケーキ」
~コメント返信~
な·なしさん:
つらいな~
それでも軽い怪我だったら、また前線に行ったはず。良かったんだよ、きっと
うわ!!本当だ…
足を失くしたこと自体をよかったなんて絶対に言えないけど、本当に足を引き換えに命が助かってよかった…。
まぁるさん:
学生のとき入院中に、「寝ててもおっぱい横に流れてな~い!若いわ~」とわらわら3人くらいの看護士さんに囲まれて乳揉まれたのは忘れません。や、病人だからっ!!(もうほぼ元気だったけどw)
どういう状況www
名無しのゲルマンさん:
夫婦どちらかに何かあった時そうやって支えてあげれるようになれたら良いですよね〜
戦争と聞くとついつい他人事のように思ってたけど、人生何が起きるか分からないんだし、わたしも家族の誰に何が起こっても支えられる覚悟しときます!!
たろまさん:
ぱんさんのブログ育児の合間に楽しく拝見しています!
何度もコメントしていますが、お返事貰えた事がなく私迷惑かな…と思う事も汗
これからも応援しています!ヒッソリとまたブログにお邪魔させていただきます( ◠‿◠ )
名無しのゲルマンさん:
たろまさん
この誰も傷つけない優しいブログを見ていてもわかるように、ぱんさんは誰か特定の人間をわざと無視するような方じゃないですよ。きっと偶然だと思うから気にしないで!
コメントもフォローもありがとうございます~!!
フォローしていただいている通り、コメント抜粋返信形式にはなったけど、抜粋しなかったからといって迷惑だなんてとんでもないです!!誤解しないで~!!
全部嬉しく読ませていただいてます!
ってこれ書いてて思い出したんですけど、最近ライブドアさんからブログコメントやらコメント返信システムやらが変わる?みたいなこと言われたので、そうなったらまた返信形式を変えるかもです!
あべべさん:
他の方のコメントでロシア料理にぱんちゃんが反応してましたが、ボルシチ?ですかね。間違ってたらごめんなさいですが思わず反応してしまいました^_^;
ぼるしちだ!!食べた~い!!
Maki9843さん:
話が少しズレてしまうのですが、以前は戦争映画をよく観ていました。興味…と言うか、知識として知っておきたいと思ったのだと思います。
でも、この年になり、結婚して子供も出来て…今の状況では、あまりにも胸が苦しくなってしまうので、戦争映画は観ることが出来なくなりました…
ぱん太さんは戦争映画、フリッツくんが生まれた後でも観られますか??
いやそれもうわかり哲也すぎます…。
戦争映画に限らず、悲しいニュースやらなんやら、見ると辛くなっちゃって前より耳に入れたくなくなってしまった…(日々のニュースや基本的な歴史はもちろん避けて通ってはいけないものだとは思うんだけど…)
「もしこの犠牲者が自分だったら…」じゃなくて「もしこの犠牲者が我が子だったら…」って自動的に考えるようになって、ダメになりました…。
名無しのゲルマンさん:
そのお兄さんの健やかさが ぱんさんと少し似てると思いました☺️
やっぱり前向きな人は周りも明るくしてくれると思います
今はおじいちゃんのお兄さんには到底及ばないけど、今後もっともっと前向きに生きて人生経験積んで、最終的にお兄さんくらいになれるよう頑張ります!!
↓おばあちゃんの貴重な戦争体験談が後世に伝わるよう、応援のクリックよかったらお願いします!!
(クリックは一日一回有効らしいです!)
コメント
コメント一覧 (23)
この沢山の写真を見ていると余計に現実味が増して、迫ってくるものがありますね。
それを小出しにしないで最後に持ってくるというぱん太さんの手法?も素晴らしいと思いました。
あと、義弟さんの写真も考えさせられますが、ユダヤ人ご一家の写真が残っているなんて思いもよりませんでした。
おばあちゃんがドイツ兵に追い出されるときに、家に残されていたものを持ってきたんでしょうか。
どうしても「この写真でご家族がどうなったのか辿れないかなぁ」と思ってしまう反面、「もし悲しい運命になっていたら、今更おばあちゃんを余計に悲しませるだけだよなぁ」とも思いますね。
アメリカとかに無事逃げているといいのですが。
おばあちゃんの戦争体験、興味深く拝読しました。
とても貴重なお話をよくぞお聞かせくださいました。
同時に、ぱん太さんご家族や現在の平和の温かさも伝わってきて、じぃんときました。
過去の過ちを糧にして世界が平和に少しでも近づいてほしいと思います。
生まれ育った故郷が怖い思い出が多くて戻りたくないっていうおばあちゃんの気持ちに胸が締め付けられました。
今の私たちの生活は世界中のクリスさんのおばあちゃん達世代が頑張ってくれたおかげなんだよなぁと改めて感謝の気持ちになりました。
普段戦争の経験談とかって日本やアメリカが多いので、とても新鮮でした。
ドイツの戦争のお話も、基本ヒットラーの話ばかりですし…
因みにドイツでは決して手に入らないと思いますが、なんと日本ではヒットラー著「我が闘争」が普通に手に入ります。クリスさんたちからしたらあり得ないですよね。
自分(自国)にとっての正義が他人(他国)にとっての悪になるのよね。
どの国が良いか悪いか、私には判断できないわね。
でもね、私は人が2人以上存在する限り負の感情はなくならないって思ってるわ。
1人だって自に対しての反感情が生じちゃうんだもの。
戦争体験の話を見ると悲しい。可哀想って「優しそうに見える」共感的な言葉は簡単に出せるけど、人を傷つけることになりかねないのよね。
瞬間を癒すその言葉いいのか悪いのかは私には答えが出せないわ。
ぱんたさんのこのブログによって古きを学ぼうとする方々が増えるといいわね。
自分のご両親やおじいちゃま&おばあちゃまも本当は話をしたいんだと思うわ。
これを機会にお話してみたらどうかしら?
他人のブログコメントで長く書く人間って自己顕示欲が強くって知能が低いとよく言われてるけど、今回こんなに書いちゃってごめんなさいね?
まあ、10人いれば10の人生よ。
私は今を精いっぱい生きるわっ!
叶わないかもしれないけれど、今の祖国はこんなに美しく平和なんだってその目で思える日が来たら、少しは和らがないかな…。
そしてこんな思いを現在何年も子どもの頃から経験中の紛争地帯があるわけで、平和ボケした自分に何が出来るだろうと考えてしまいます。
せめて精一杯生きなきゃ!
私の祖父と祖母は戦争被爆者で、祖母はそれが原因かはわかりませんがガンになりました。
母国が勝とうが負けようが犠牲はみんな同じように出るし、歴史は変わりません。
戦争は技術の進歩に大きく貢献することも事実ですが、それ以上に大きな犠牲が伴うことを認識きないといけないですね。
子供を産んだいま、「犠牲者◯◯人」という数字では測りきれないものが、それぞれの家族にあることを改めて思いました。
何不自由ない今は、気づいてないだけで、それだけでとても幸せってことなんですね。
中々自国の戦争の話を聞く機会が無い中、更に聞く事がない戦争の話が聞けて、貴重な事ですね!
うちも、おじいちゃんに戦争の話聞いたけど、メモもなにもしなかったから、もうおぼろげだし、おじいちゃんもおばあちゃんも亡くなったから、もう聞けません。
凄いなぁと思ったのが、何年(西暦)とかは勿論、何曜日だった、まで鮮明に覚えて話してくれたから、それだけ強烈な記憶なんだよね…
ほんと、今はなんて幸せな時代に生まれたんだって、感謝しなきゃいけないですね。
幹を育んだひとつ、おばあちゃんたちの生まれ故郷ハンガリーの地へは、今でも「戻りたくない」というお言葉はとても悲しいですが…。
フリッツくんが大きくなって、いつか、その地を訪れることができたら良いですね。
ハンガリー名物 Gulasch大好きです(本物を食べたことはないですが…。寒くなると、なんちゃってグラーシュを良く作ります)
「でも仕方がないの…(みんな)自分の家族を守るので精一杯」とおばあちゃんたちは受け止めて、自分たちのすべきことに集中して、一生懸命働き、お家を建て、次に続く世代へ大きな木の幹を育んでくださったんですね。
ヨーロッパでも難民問題などがあって、世界でも日本でも悲しいことがたくさん続きますが、このおばあちゃんとおじいちゃんの心意気こそが、それを乗り越えていく大きな教訓になりますね。
いまでも、これからも…。
凄く貴重なお話、お写真ありがとうございました!
とても心にぐっときました。
おばあちゃん今では考えられない様な人生を送ってきたんですね。
本当に今は好きな物をすぐに買えて美味しいものも食べられて、それだけで幸せなんだなぁ…と思いました。
ぱん太さん、おばあちゃん、体に気を付けて元気でお過ごしください。
戦争から生まれるものは何かあるのだろうかと常々思います。今がどれだけ幸せなのかを痛感させられます。戦争経験者がだんだんいなくなって行く世の中で後世の人たちに戦争の醜さなどを伝えて行くのはとてもいい事だと思います。世界平和って一生来ないのでしょうか…
息子を戦地に送りたくない、娘に辛い体験をさせたくない。戦争は本当に嫌です。子供が生まれてからはさらに強く思います。
ただ、ぱん太さんの作品(絵日記)の中に自分のコメントと返事が書いてあるのが堪らなく嬉しいのも事実で、コメ欄でのやりとりも嬉しいけど寂しい みたいな事を思ってる自分もいます...
それで注釈できたり、あんなのあるんだ!って知れることもあるので。
返す人と載せる人分けるのもいいかもしれませんね✨忙しいけど...
それか1番最後に「コメント返信はランダムでしています」とかあるといいかも。
これからはぱん太さんの話がリアルタイムで読める~🎵
戦争の話は、日本や朝鮮、中国の話は良く耳にしたけど、ヨーロッパのリアルな戦争体験てなかなか触れることがなかったから、とても興味深いです。
今でもヨーロッパの人はロシアをやたら怖がるように見えてたから、なんでだろうって思ってたけど、大戦直後のロシア兵も凄く怖かったんでしょうね。
おばあちゃんのハンガリーは怖い思い出が多すぎる、って戦争の酷さを象徴する言葉だなぁって思いました。
戦争は故郷も奪うんですね…。
貴重なお写真とお話しありがとうございます。
おばあ様にもお礼をお伝えください☺️🙏
日本の戦争中の話はよく聞きますが、ヨーロッパの大戦中の話もそれぞれの国の情勢やならではの民族問題などがあり大変興味深かったです
おばあちゃんやおじいちゃんや、さらにその上の世代の人々が築いた今の平和を、フリッツ君やもっとその先の子孫まで残していけるといいですね。
貴重なお話ありがとうございました
これからも様々なお話楽しみにしております。