今日から多分2週間くらい、私の超大きなテーマ「妊活」について書いていきたいと思います。
妊活に興味無い方、普通のドイツ豆知識みたいなのが知りたくてブログを読みに来てくださってる方は、すみません!
妊活話が終わったらまたそういうドイツ日常生活系の記事は再開するので、少しの間お付き合いいただけたら嬉しいです!
クリスと結婚するきっかけとなった婚活についての記事↓
「17.チビは大きいものも好き」

に書いた通り、私が結婚したかった一番大きな理由が「子供が欲しい」でした。
そのため、婚活で出会ったクリスにはあらかじめ、多少ストレート過ぎますがこのように↓
「18.ネットでコーヒー飲み友達を探すじいちゃんに幸あれ」

「子供についての意向」を聞いていました。
しかし、難しいものですね。
きちんと「子供が欲しいですか」「はい、子供が欲しいです」とお互いの意見を聞いたはいいものの
ぱん太「子供が欲しい」→(子供は何がなんでも欲しい、それを確実に叶えるために最良の行動をしたい)
クリス「子供が欲しい」→(子供なんて普通に夫婦関係を続けてれば出来るもの、特に何かを頑張る必要は無い、出来なかったらまあ仕方ないじゃん)
くらいの違いがありました。
コミュニケーションって難しい!
多分日本でもそうだと思うんですけど、ドイツでは年々女性の平均初産年齢が上がっています。
クリスが「30過ぎでいいじゃないか」と言った通り、最近ではほとんどのドイツ人女性が30過ぎて産んでいると思います。
でも、30を過ぎてから出産するという女性は
・そもそも結婚が30過ぎだった
・結婚は早かったけど、仕事に情熱を注いでいる
・結婚は早かったけど、子供がいると出来ない趣味をまだ楽しみたい
・20代のうちから妊活をし、結果的に30過ぎに懐妊した
などなど明確な理由があることが多いと思います。
そのため、私は
「子供が欲しくて25歳で結婚し、仕事に没頭してるわけでも子供がいると出来ない趣味があるわけでもない私が、周りがみんな30過ぎて出産しているからといって、私もわざわざ30過ぎまで待つ」
なんてどう考えても納得出来なかったわけです。
そのため、私は
「年齢が上がれば上がるほど妊娠力は下がっていき、出産のリスクは上がり、体力が必要な子育てもしんどくなる。おまけに私はクソ生理不順。30過ぎまで待つなんてデメリットしか無いよ」
とクリスに連日めちゃくちゃ必死にプレゼンをしたのですが、クリスの返事は常に
「君は子供が大好きで子供の話になるととても楽しそうに話すのに、どうして自分の子供や出産についてはそんなにネガティブになる(デメリットのことばかり考える)の?」
でした。
「こんなにたくさんの若い(10代とかの)カップルができちゃった結婚してるんだから、子供なんてすぐに出来るもの」
と言うクリスに
「そりゃ若いんだから出来やすいに決まってるでしょ、私達とは違う」
と反論したら
「ははは、なんで?僕も君もまだまだ若いじゃないか」
とにこやかに励まされました(どうもありがとう!!)
今考えれば、クリスは私のプレゼン内容云々よりも、"なぜ私がこんなに妊活に関して慎重(クリス曰くネガティブ)なのか理解出来ない"と思っていたのだから、どれだけプレゼンしても無駄だったんですね…。
↓妊活は誰にでも興味あるテーマじゃないと思いますが…それでもぱん太を応援してくださる方は、よければクリックお願いいたします!!
コメント
コメント一覧 (20)
普段のドイツカルチャーショックネタも大好きですが、このテーマに関しても、「どうなっているのかな?」と密かに気になっていました。興味のある人は多いと思いますよ!
以降の更新も楽しみにしています。
いつも楽しく読ませて頂いています!( ◠‿◠ )
現在自分が不妊治療中の為、思わずコメントしてしまいました。
もちろん御夫婦お二人のお気持ちが最優先ですが、お二人がお子様を望まれ状況が許すのであれば、私個人としては少しでも早いに越した事はないと思います。
私も高校時代から約10年間生理不順でした。
結婚後検査を受けた結果ターナー症候群の可能性が高いと言われ、同年代の女性と比べて卵子が極端に少ない事が分かっています。
いやー、少しでも早く治療を始めたら良かったなぁと思いましたね;
各御夫婦で状況が違うと言えど、非常に大切なテーマかなと思います。
次回の更新も楽しみにしています!
「子どもが欲しい」と思う考えは一緒なのに、その先の「すぐに」と「まだ」では結構大きな隔たりですよね。プレゼンも頑張ったのに。どんな風にお二人でコミュニケーションをとっていったのか気になります。
更新、楽しみにしてますね。
ううーむ、なるほど…同じ「子供がほしい」でも、全然意味がちがったんですね。
若ければ若いほど子供はできやすいし、母体のリスクも、子供に障害がある可能性も減るし、25歳で結婚して、早くにできる状態なら、早くに妊活したいってぱんたさんの気持ち、すごくわかります…!
かなりの生理不順とのこと、婦人科には行っていますか?なにか病気が隠れている場合もありますので、気になりました(>_<)もし以前に行ってなんともなくても、1年に1回は婦人科でみてもらうといいかもです(*^^*)
甲状腺の病気や、膠原病などでも生理不順はおきるので、生理不順の原因が必ずしも婦人科の病気とは限りませんがっ(>_<)
続きも楽しみにしています!
私も国際結婚でものすごく状況が似ているのでついコメしたくなってしまいました(^_^;)
特に子供についての夫婦の考え方が激似Σ(゚ロ゚;)
うちの場合は私のほうが旦那より大分年上なので余計な焦りもあるんですが…
普段のドイツ生活も楽しみですが、妊活エピソードも楽しみに待ってます(·∀·)
いつも仲よしのぱん太さんとクリスさん…意見の違いがあっても、ちゃんと歩みよっていくんだろうな、と思いつつ、これからどう進んでいくのか更新を待ってます!
30も目前で、なんなら十代で生める社会になればいいのに、と思うくらい体力の衰えを感じている私としては、ぱん太さんの気持ちがよく分かります(笑)
なんですかねー、やっぱり男の人からしたら30前後とかまだ若いつもりだし、特に肉体労働が苦にならないタイプなら体力も平気だし、ドイツはあんまり性別で分けて話をすると差別になるから、男性時間が基準の人生設計になってるんでしょうか…
冷めかけててカスガイにするために子供をもうけようとする人もいるし、色々ですね。
わたしは仕事の関係で結婚してすぐは妊活できなかったのですが、それでも早く早くと焦っていた記憶があります。(結婚前はそんなに子ども欲しいと思っていたわけではなかったのに、です。)
だから余計に、状況的に可能で、元々子どもが欲しいと思っていたら、パートナーにわかってもらえないのはかなり辛いし焦ってしまうだろうなーと思いました。続き、楽しみにしています。
それから、ぱん太さんとは同世代だろうな〜とうっすら感じていたのですが、結婚年齢と、先日2周年だったということでかなり近いと確信しました。わたしのほうが少し上ですが笑
「子供が欲しい!」って婚活したエピソードを描いたわりに、いつまで経っても自分の子供についての話が出て来なくてどうなってんの?って感じでしたよね!!(笑)
しばらくドイツネタはお休みして、子供について書きます~。
でも、やっぱり妊活関係でもドイツ・日本でちょっと意識の違いがあったりするので、その辺はドイツネタに絡めて書けるかも!?
楽しみにしていただいて本当に嬉しいです!モチベーション上がりました…!がんばりまーす!!
いつも読んでいただいているということで、すごく嬉しいです!
そうなんです、「早いに越したことはない」!それなんです!
私も常にそう主張してきたのですが、クリスの答えは
「子供なんて遅かれ早かれ絶対に出来るんだから(何故か100%の自信)、長期戦を予想して始めたのに一発目で出来ちゃった、の方がよっぽど大変だよ」
と……男の人特有の自信なんでしょうか(笑)
asamiさんのコメントを見て「ターナー症候群」について調べてみたのですが、先天的な体質の一つなんですね。
「もっと早く検査・治療をしていれば…」と後から思うのが一番精神的に辛いですね…。
なにせクリスは妊娠に関してポジティブなもので、なかなか想像し辛いようですが…!
皆さんのコメントを読んで勉強させていただきながら、最後までしっかり描きたいと思います!ありがとうございますー!!
さすがに婚活の時点でそこまで深く聞けませんし(「子供が欲しい」と聞いた時点で私も安心しちゃってましたし)、なかなか複雑な問題ですよね!(笑)
明日のちょっぴりネタバレになっちゃうのですが…そうなんです。少し冷静になってコミュニケーションをしっかり取ることで、この問題は解決に向かいました…!
明日もよろしくお願いします~!!
共感していただいてすごく嬉しいです…!!
やっぱりこういう「危機感(クリス曰く「ネガティブ」)」みたいなものは、女性特有なんでしょうねぇ。自分の体のことですから…。
実は初めて生理不順が起きたのが21歳の頃で、三ヶ月生理が止まってしまい、婦人科に駆け込みました…!
しかし、結果は「単にストレスのせいでしょうね~」とのこと。
まあ大学生活も忙しいし、そのせいかな…と納得したものの、その後生理周期が長い方の不順になってしまい、ドイツに来てからも再び2回も3ヶ月の生理遅れが起きたんです。
そして、ドイツの婦人科で検査を受けて、ようやく原因が発覚しました…その辺のことも、妊活話に絡めて書いていきたいと思います…!!
続き、頑張ります~!!
コメントくださって嬉しいです!!
そして…なんと国際結婚で、かつほとんど同じ状況とは…!まさか、外国人男性×日本人女性の価値観の違いあるあるなんでしょうか…!?(笑)
ちゅるりさんのところは姐さん女房なんですね~!国際結婚だと珍しい気がします!頼れる大和撫子…!
妊活エピソード、色んな方に楽しみにしていると言っていただいてすごく嬉しい!がんばります~!!
うわああ、なんかさととととさんのそのコメント、嬉しいです…!
書く側としては「ええ~、どうなっちゃうの!?」とドキドキさせたい気持ちもあるんですが(すみません笑)
「ま、ぱん太とクリスなら大丈夫でしょ~」と思ってもらえるのがすごく嬉しい~!
最後まで頑張ります~!!
私は26歳を過ぎた辺りから、明確な体力の衰えを感じ始めて結構ショックを受けています…!(笑)
私がベビーシッターなど子供の相手をする仕事を始めたのは23歳の時でしたが、その時ですら毎日ヒーヒー言っていたのに、30過ぎてから毎日子供と一緒にいるなんてなかなかハードだわ…!と実感しています。
クリスは運動大好きマンで体力もあるから、その辺もなかなか理解してもらえない一因でしょうね~!(笑)
そして…まさにまさにまさにその通りだと思います。ドイツの「男女平等」っぷりの凄まじさです。
日本はなんだかんだで昔ながらの男女の性差が大切にされている(私にとってはすごくいい意味で)と思うので、ドイツで「子供を早く産みたい」なんて言う私は男性並みにバリバリ働くことで充実した人生を送っているドイツ人女性達にとって稀有な存在だと思います…!(笑)
うひぃ、そんな風に言っていただけると照れちゃうけど嬉しいです!(笑)
明日の更新で描くことになりますが、クリスのそう言った「気持ち」を私はまったく聞いていなかったんです…!
子供を作るきっかけも、子供が欲しくない理由も、家庭によってさまざまですね~。
「〇〇さんとこはこうだから」「世間一般ではこうだから」なんて、本当は理由にならないのだと思います…。
やっぱりお仕事関係は、妊活のタイミングにすごく大きく関わってきますよね。
ゆーみんさんに私の気持ちを汲んで理解していただけてすごく嬉しいです…!
うわ~!
ゆーみんさんと私、バッチリ同世代ですね!アラサー仲間だー!(笑)
本当に親近感覚えちゃいます!よかったらこれからもちょっとアホなネット越しの友達だと思って見守ってください…!(笑)
妊活に対する意識の違いは性差と環境があるのかな?と思ってます。
うちでもやっぱりこんな感じでした(笑)
彼は周りが30、40でも出産しているのが普通であったようで、プレゼンしても私の考えは受け入れられないようでしたね〜。
子供はまず産めるのか?というところから、育てるとこまで特に母親には大変な大仕事ですから、少し女性よりになって欲しい感じはありますね(笑)ぱん太さんはしっかり考えていて素晴らしいです。
ぱん太さん達の可愛い子供楽しみにしてます‼︎
性差と環境…そうですよね、例え男性でも親しい友人や親族で不妊に悩んでいる人を見てきたなら慎重になるでしょうし、女性でも周りが皆30過ぎて難なく妊娠していたら不安になどならずに済むのでしょうねえ。
まめたぬきさんの旦那様も似たような考えだったのですね。
クリスの場合も、彼のとても仲が良い幼馴染のお姉さんが38歳で出産、元気な男の子を育てているのでそれがスタンダードなんだと思っている節がありました…!
私はひどい生理不順があることから、「子供が欲しい」と本気で考え始めて以来片っ端から不妊についての情報を集めたためにものすごい耳年増になっており、それで慎重になりすぎているという面もあるのだと思います…!(笑)
暖かいコメントをありがとうございます!頑張って最後まで描き切りますー!!