ドイツに着いてから1
ドイツに着いてから2

この瞬間まで余裕でした。


飛行機を乗り換えるのも、電車に乗るのも
留学会社の関西お姉さんがホームの番号とか時間とかを
知らせておいてくれてたので迷うこともなくスムーズでした。

要するに全部留学会社のおかげなんですが、その時は
フフ…海外行くの楽勝じゃん
ってゴミクズみたいな自画自賛してました。


日本→ドーハの飛行機を降りて、ドーハ→ドイツの飛行機に乗る前に入国審査があったんですけど
笑顔で「ワーキングホリデー!ワーキングホリデー!ジャーマニー!」って言ってたらクリアしました。

当時、関西お姉さんに「一番安い航空券で」って頼んでたのでカタール空港のドーハ経由の飛行機になりました。
サービスも申し分無かったし、キャビンアテンダントさん達も中東のエキゾチック美人ばっかりで満足でした。
でも、世界情勢的に中東を経由する飛行機は残念ながら今後使わないようになると思います。
そもそも、どこかを経由する飛行機は安いけどあまりに時間がかかりすぎるので、次は直行便のみ使う予定です。
漫画にもある通り、ドーハの空港内で現地時間の朝4時から8時まで4時間の待ち時間がありました。
何が何でも飛行機代を節約したいわけじゃないなら、直行便がいいです。


それまでが得意気だった分余計に、駅でザーッと頭から水をかけられたように溢れ上がった孤独感は忘れられません。
ていうか、もっと前に感じとくべきだった。
駅に着くまでお姉さんがくれた指示通りに動いていたので、それが崩れた瞬間一気に我に返りました。
でも、この瞬間が自立の第一歩だったかもしれません。

周りの人に聞いたり、友達にそばにいてもらったり、お母さんに電話で助けを求めたり出来る生活はもう無いんだ…
と思うとぞっとしましたが(クズ)
お姉さんの「もう引き返せないって怖くなるで~」の感覚がやっと理解出来ました。

ドイツに行って皆に褒められたい」という野望と欲望を満たすために
単身ドイツに行くという無謀なことをしてしまい
その結果「別に自分が動かなくても回りの人(主に家族)が助けてくれる」という最強属性を失いました。

でも、よく考えたらこの属性って皆は成長過程で徐々に自ら必要としなくなっていくものなんですよね…
私はクソ甘い人生を送ってきたので、ここでいきなりそれを捨てることになって衝撃が大きかったけど…

ちなみに漫画の中で連れ歩いてる人形の名前はロザリンデです。
大学時代、学生達のオペラに合唱で参加したのですが、その時に私専用の小道具として持たされたものです。
オペラが終わった後は私の私物となりました。
思い出深いのでドイツにも連れて来て、今も我が家の椅子の上に座ってます。