写真撮らされた1
写真撮らされた2

彼女はアゼルバイジャンとかいう国から来た人でした。


町にお散歩行こう」は
私が被写体、あなたがカメラマンになって、お散歩しながらあなたのカメラで私の写真を撮りまくりましょう


という意味だったみたいです。
お互いに拙いドイツ語だったのでそこまで意思疎通が出来なかったんでしょう。


当時この出来事があった後に、友達に
散歩に誘われて行ってみたら最初から最後までカメラマンやらされてさー!たまんないよ!
と愚痴ってみたところ
それ、多分、ぱん太が日本人だからだよ
と言われてはっとしました。


彼女からしてみたら恐らく
私は写真を撮って欲しいし、ぱん太は日本人なんだからカメラ撮影が大好きで何かを撮りたくてたまらないはず。利害の一致!
って感じで悪気は無かったのかしれません。


日本人に対する偏見はいいものもやっかいなものも色々ありますが、このカメラが代表的な1つだと思ってます。
海外では(ドイツでは?)アジア人がいて、首からカメラを下げてて目を輝かせながら写真を撮っていたら日本人と判断するってくらい、日本人=カメラな印象があります。
実際そういう傾向にはあるんだろうけど、私は残念ながら写真撮影に興味がありません。
ご飯の写真を撮ったりすることも基本的にありません。
(ものすごく特別な機会やどうしても記録に残したい時は撮るし、友達がご飯の写真撮らせて!とかみんなのご飯撮ろ!って言ったら喜んで協力するけど)


つまり、彼女の写真撮影会は苦痛でしかなかったです。
撮影センスも無いし。


町中のオブジェや景色や街並みやら至るところを背景に写真を撮らされ、何度も撮り直しをさせられ
漫画の中にもありますが駅に向かうバスの中でまで撮影が行われました。
写真を送るように催促するメールが連続で来てスマホと私が震えあがった後
速攻で全ての写真を彼女に送って後で削除しました。(彼女だけが写った写真50枚以上残しておいても仕方ないし…他意は無い)


私は疲れたけど彼女は満足そうだったので良かったかな、と思ってます。
この一件の後、彼女に気に入られたらしく語学学校ではとても良くしてもらいました。
ただしお散歩は二度と行ってません。

ドイツ人だから真面目でビールが好きだろうとか
イタリア人だからナンパで明るくてピッツァが好きだろうとか
海外に出てから無意識にそういうお国柄のイメージを持ってしまうことが少しだけ減った気がします。

ネガティブなものじゃなかったら、そういう印象っていい雑談のテーマになるんですけどね!
必ずしも悪いことばかりじゃないです。